技術開発
技術力

弊社が得意とする施工プロセスは"切削"ならびに"溶接"でありますが、構造物における損傷の大部分は切削と溶接に起因して生じることが多く、切削ならびに溶接施工部に対して安全性を担保できる技術を常に確立しております。その取り組みは構造物の維持保全に要する種々の負担を軽減することができ、ひいては構造物の長寿命化が達成されるため、長期的なコスト削減に繋がります。

切削加工

構造物における損傷は表面を起点に発生すると知られており、被施工部の"残留応力"と"材料組織"を制御することが求められております。すなわち図面通りに精度良く施工する時代から、被施工部の特性を制御する時代へと遷移しつつあります。弊社では供用環境を想定した施工法を設計に帰還することで被施工部の特性制御を行い、高付加価値のモノづくりを心掛けております。

溶接施工

構造物の製作に溶接は不可欠ですが、組み立て精度に悪影響を及ぼす他、製品の美観を損ねるといった問題が生じます。一般的な防止策としては拘束治具を用いる方法と逆ひずみを予め与える方法、また機械的・熱的な矯正方法も存在しますが、それらは生産性を低下させる上、お客様に経済・時間的な負担を強いることになります。そこで、弊社では可能な限り変形が生じない溶接技術を確立し、組み立て精度ならびに製作費を極力抑える工夫を行っております。

評価技術

各種施工プロセス(切削加工、溶接施工など)に対する変形・残留応力ならびに材料組織を評価するにあたり、弊社ではナノ~ミリメートルオーダまでを包括的に取り扱う組織解析技術、変形・残留応力測定技術があります。また、実際の施工プロセス中の動的挙動を時系列で追跡するその場測測定技術の開発により、メカニズムの解明を解明し、問題を根幹から対策しております。

共同研究プロジェクト

1)XFEL(X線自由電子レーザ)とパワーレーザーによる新極限物質材料の探索 / 共同研究先:多数の国立大学、国立研究所、企業の共同研究体
2)溶接過渡応力のその場計測技術の確立とそれを用いた溶接残留応力生成メカニズムの詳細解明に関する研究/共同研究先:日本原子力研究開発機構、大阪大学

 


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