試験装置開発、特殊受託試験、評価法提案、機械加工・溶接・接合、大阪

弊社Gr.3社[橋本鉄工(株)、特殊溶接棒(株)、(株)トーホーテクノ]が、ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金に全て採択されました。各法人の採択テーマを以下に示します。

①橋本鉄工(株)　

採択テーマ：医療用ドリルの寿命評価システム開発

共同研究先：東京大学

概要：人工関節の置換手術ならびに骨折治療において、スクリューやステムの埋入術では医療用ドリルによる穿孔が行われております。しかしながら、医療用ドリルの工具寿命に関する基準は曖昧なものが多く、実際に使用する医師の感覚で判断されることもしばしばあります。よって、主観ではなく数値に基づいた医療用ドリルの寿命評価システムを構築致します。

②特殊溶接棒(株)　

採択テーマ：鋳鉄の欠陥補修に適した共金系溶接材料の開発

共同研究先：広島大学

概要：鋳鉄欠陥を簡便かつ安価にて溶接補修する技術を確立するため、接種による黒鉛共晶の優先的な選択ならびに添加元素による黒鉛の成長促進が及ぼす効果を検討し、急速冷却下においても脆化組織が生成し難くく、予・後熱温度も低温化できる共金系の溶接材料の開発を行います。

③(株)トーホーテクノ

採択テーマ：製砂用ボールミルの内張用・高破砕能力耐摩耗鋳物部品の試作

共同研究先：東北大学

概要：採取制限された川砂・海砂の代替材料である砕砂はコスト低下が課題であり、製砂機の破砕能力向上が求められています。代表的な製砂機であるボールミルの能力は内張の耐摩耗鋳物の断面形状に大きく依存します。そこで、ボールの動きをシミュレーションして、破砕能力が高くなる断面形状を設計し、試作します。この新型鋳物とこれを装備したボールミルによりさらなる市場獲得を目指します。
上記の事業と関連する企業様からのご連絡をお待ちしてります。