試験装置開発、特殊受託試験、評価法提案、機械加工・溶接・接合、大阪

2012.8.9～8.10において、弊社技術部の社員が大型放射光施設SPring-8で“難削材の機械加工部に対する残留応力測定”を実施しました。

近年、機械構造物に対する要求性能が高度化するに伴い、機械加工に起因して発生する被削物極表面（数0.1mm）の残留応力が寿命に影響することが報告されています。

そのため、弊社では機械加工による残留応力を制御するため、量子ビーム（Ｘ線、放射光、中性子など）を利用した応力測定・材料評価技術を開発し、高安全性かつ高付加価値のモノづくりを心掛けております。

また、今回は残留応力のその場測定システム開発に資するデータを取得することも兼ねており、JASRIとSLSが共同で開発した二次元検出器Pilatusをx-y平面上で走査させて、大面積二次元データの迅速測定を実施しました。

上記の評価技術は技術部が受託試験としても展開しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。