試験装置開発、特殊受託試験、評価法提案、機械加工・溶接・接合、大阪

弊社技術部門の社員が溶接学会　全国大会のイブニングフォーラムにて“放射光を用いた残留応力評価技術の適用事例”について講演を行いました。

放射光は1)高輝度、2)高指向性、3)高エネルギー分解能、4)高エネルギーレンジ、5)任意エネルギーを抽出可能という特徴を有しており、測定対象物に対して極表面（～nm）や極内部（～cm）の残留応力・材料組織を非破壊で評価することができます。尚且つ、微小領域（nm～）を短時間で取り扱うことも可能です。

すなわち、機械加工、ピーニングおよび表面処理部の極表面を詳細に評価できる一方で、圧延、鍛造、溶接部の内部状態も容易に評価することができる、最先端の残留応力・材料組織評価技術です。

弊社では放射光を用いることで、加工部材ならびに構造物の安全性を担保しており、ご要望があった際は受託試験として対応させて頂いております。ここで、中性子を用いて、放射光では評価できないより深部の残留応力・材料組織を評価する技術も開発しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。